三井のスポット

東京ミッドタウン
八重洲
日本の玄関・八重洲を変える
3施設目の『東京ミッドタウン』

2022年9月にプレオープンしていた「東京ミッドタウン八重洲」が2023年3月10日にグランドオープン。
東京の玄関口に位置する同施設の可能性について、三井不動産ビルディング事業三部の山口周平主事に訊いた。
三井不動産ビルディング事業三部
主事 山口 周平さん

バスターミナルも小学校も併設
ミクストユース型プロジェクト

『東京ミッドタウン八重洲』は、地下1階で東京駅と直結し、首都高速「八重洲線」経由で羽田空港まで約15分と、日本中・世界中への玄関口に位置するロケーション。現在、八重洲周辺では3つの市街化開発事業が進行中であり、日本橋・新日本橋エリアと併せた一帯は、ますます活性化していくことが予想されている。

「『東京ミッドタウン』は、〝『JAPAN VALUE(新しい価値・完成・才能)』を世界発信し続ける街〟をビジョンに掲げながら、街ごとに固有の価値提供を具現化してきました。その3施設目である『東京ミッドタウン八重洲』が目指したのは、〝ジャパンプレゼンテーションフィールド~日本の夢が集う街、世界の夢に育つ街~〟。好立地を活かしてここに集まり広がるという意味の「セントラリティ」、八重洲の持つ多様性を大切にするという「オープンマインド」、さらに国内初出店となる『ブルガリ ホテル 東京』など従来の八重洲にはなかった上質な施設が調和するという意味の「ハーモニー」がコンセプトです。『中央区立城東小学校』や『バスターミナル東京八重洲』を併設し、ミクストユースによる街づくりをさらに一歩先へ進めていることも、八重洲ならではの特徴と言えます」

ポストコロナ時代の
最先端オフィスビル

「オフィスビルとしては、新時代の働き方を目指す企業様を支援する施設づくりを具現化しています。ワークシーンに合わせた最適な働き方を提供するために、シェアオフィスやカンファレンスを整備。〝行きたくなるオフィス〟を目指してフィットネスジムや無料ラウンジを充実させました。また、ビジネス交流施設『イノベーションフィールド八重洲』では、イノベーション創出の場と機会を提供します」

最先端ビルとして、顔認証による入退館システムやホログラムなどの非接触技術、専有部ドアの自動化などにより、オフィスエントランスから執務室までの完全タッチレス化を実現させた。

「最先端ビルで働く先進感は、ウェルビーイングにもつながるものだと考えています。日本の大規模オフィスビルとして初となるロボットの本格活用もそのひとつ。自立走行でエレベーターにも乗降できる清掃ロボットや運搬ロボットに加え、施設内飲食店のテイクアウト品を執務室までをデリバリーするロボットも導入しています」

プレオープン時に開業していた『バスターミナル東京八重洲』や『ジャパン・プレゼンテーション・フィールド』を体現する商業施設は、すでに八重洲の人の流れを大きく変えている。

「ファミリーや若い人たちが増えていますし、従来は〝経由地〟になりがちだった八重洲が、〝目的地〟になろうとしていると実感しています」

INFORMATION

東京ミッドタウン八重洲

[所在地] 東京都中央区八重洲二丁目2番1号

[URL] https://www.yaesu.tokyo-midtown.com/

[アクセス] JR「東京」駅、東京メトロ丸の内線「東京」駅地下直結(八重洲地下街経由)、
東京メトロ銀座線「京橋」駅 徒歩3分、東京メトロ東西線・銀座線・都営浅草線「日本橋」駅 徒歩6分

[営業時間] B1F(10:00~21:00)/1-3F【物販・サービス】(11:00~21:00)【レストラン】(11:00~23:00)/4・5F【イノベーションフィールド】(9:00~22:00)

出典:三井グループ・コミュニケーション誌『MITSUI Field』vol.59|2023 Summer より

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